㉒通天閣

ライブ以外

チケットを求めて 

2011年10月27日㈭ 大阪新世界 通天閣歌謡劇場

木村さんはこの日はゲストでした。

このライブがあることを知ったときには、チケットはソールドアウトでした。

でも、木村さんに夢中だったわたしは本当に悲しくて、どうにかチケットが取れないかと考えました。

ライブ前日に通天閣の会場に行き、キャンセルや当日券は出るのかを聞きに行きました。

返事はわからないとのことでした。

もしかしたら当日券でるかも?と淡い期待をしました。

そして、久しぶりに通天閣へきたので、

木村さんとよく似ていると言われる、ビリケンさんに会おうと、

通天閣に登りました。

ビリケンさんの両足を撫でて(足の裏を撫でるとご利益があると言われています)

明日のライブのチケットが取れますようにとお願いしました。

ビリケンさんのご利益

チケットを求めて2日目

ライブ前にまた新世界 通天閣へ行きました。

ライブを観に来るお客さん達がたくさん来ていました。

当日券は無かったです。

名残惜しくて、帰るに帰れません。

誰かチケットを譲ってくれないかなぁと思いながらも

そんな人いません。

ようやく諦めて、エイッと帰ろうと、歩き出しました。心はどんより悲しみに溢れていました。

そしたら、前から見覚えのある姿が。

木村さんが歩いて来ました。

エッ?!とびっくり。

すれ違う時に気づいてくれ、

「チケットもう無いねんて」と言いました。

「そうなんや、せっかく来てくれたのになぁ」と言ってくれました。

シラフの人見知りの木村さん。

会話がおわり、もう通り過ぎるかと思ったら、

(わたしも木村さんはライブ前なので時間ないと思ってるので引き留めることはしてません)

すれ違い様に、木村さんは「一杯飲みに行こう」と誘ってくれました。

「いいの?!」とびっくり。

木村さんはとても嬉しそうな顔をしていました。

その表情に安心しました。

で、歩き出しました。

すぐ近くにある、串カツ屋お店へパッと入りました。

わたしは木村さん凄い行動力あるんやと驚きました。

席について、早い時間だったので、お客さんはわたし達二人だけでした。

一旦席に着くと、お互いに人見知りが発動して、なんだかぎこちなかったです。

「ライブ前で時間大丈夫?」と聞くと、「大丈夫」

「なんかめっちゃ緊張するんやけど」、「(笑)」

ゲテモノ串カツがあるお店でしたので、

ワニやカエルは食べたことあるかとか、そんな話をしてたと思います。

串カツとどて焼きを食べ、軽く飲んで、おしゃべりして、

木村さんはライブ会場へ行きました。

わたしは帰り道、夢か誠か?と頭の中がフワフワして、

ビリケンさんのご利益に感謝をしました。

ふるさと天王寺

♪天王寺という歌があります。

通天閣がそびえ立つ天王寺 坂を下って新世界

安酒呑んで 串にどて 

歌の世界を木村さんと過ごせました。

後に、木村さんて生野区の住民なのに、

なんで、ふるさと天王寺って歌うの?と聞いたことがあります。

木村さんは、高校が阿倍野区にある工芸高校で、

よく天王寺で遊んでいたからと言ってました。

木村さんとわたしの年齢は17歳違います。

木村さんが歌う天王寺の風景は

わたしにとっては5歳くらいの頃の記憶の天王寺です。

カラオケ 大道芸 柵の無かった公園 

わたしは色のついたヒヨコを買ってもらった記憶があります。

家でヒヨコを飼っていましたが、だんだん大きくなりニワトリになる様子が

幼い頃、とても怖くなってしまい、

通っていた保育所にニワトリをもらっていただいた思い出があります。

おわり

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