㊴犬の首輪とコロッケと

映画の主題歌　「夢の町」

2012年1月28日㈯　ロードショー　映画　犬の首輪とコロッケと　

芸人 長原成樹の自伝小説、待望の映画化　原作・監督：長原成樹

主題歌『夢の町』作詞・作曲・歌　木村充揮

大阪　三国ヶ丘FUZZライブの次の日、

初日に絶対観たい！と思い、仕事、父のお見舞いの後に行きました。

大阪　生野区が舞台です。

木村さんが生まれ育った町、映画でどんな風に映るのか、

主題歌の『夢の町』はどんな歌なんだろうかと、胸を膨らませて行きました。

わたしは、木村さんが生野区の住民ということは知っていましたが、

生野区へ行ったことはあまりなく、

まして、木村さんのファンになってからは、

安易に足を踏み入れてはいけないと思っていました。

理由は、プライベートに踏み込んではいけないという思いでした。

生野区にはコリアンタウンや鶴橋商店街など、魅力的な場所がたくさんあります。

木村さんを知る前には行ったこともありますが、

その当時のわたしの心境で、生野区を歩くのは

もしプライベートの木村さんに会ってしまったら

なんか申し訳ない気がして、それが故意でなくてもバタッと会ったら、

嫌な気持ちにさせてしまうのではないか？と思い込んでいました。

なので、映画で生野区を見れるのはとても楽しみでした。

わたしの考え方はわたしにしか通用しないので、

わたし以外の方が、プライベートの木村さんに会うために生野区へ行ったり、

引っ越したり！、待ち伏せしたりはあったようです。

わたしも数年後には、生野区へ遊びに行ったり、働きに行ったりもするようになりました。

でも、そうゆうふうになるまでに数年かかりました。

やっかいな性格、思い込みなのかもしれません。

映画は昭和の生野区が舞台でした。

エンディングで、『夢の町』が流れたときは

熱いものが込み上げてきました。

『夢の町』、コロッケの歌、生でライブで聴きたい！！と思いました。

でも、あんまり歌わなかったと思います。

遠い記憶ですが、一回歌ったかどうか。

もちろん全てのライブに行ったわけではないので、

どこかで歌ったのかもしれませんが。

木村さんは映画で、『夢の町』が流れるシーン、

俺ならこうするなという思いはあったようです。

後にそんな話もしました。

木村充揮自伝にも、コロッケの話が載っています。

「…コロッケの日も飛び上がりたいほどうれしかった。おかあちゃんが肉屋でどっさりコロッケを買ってきて、それが台所に置いてあると、晩ごはんが待ち遠しくてしかたがなかった。」

おわり